
講師、辻谷真一郎氏のブログ「辞書も歩けば」から、トライアリストの特徴をまとめてみました。
トライアリストはほかの講座にない制度がいくつも取り入れられています。
1. ランク制
いちばん下の級から開始して、力がつくと自分の名札が上に上がっていきます。動機づけという点では、これ以上のものはありません。単に初級を終了したとか、何年受講したとかいうのではなく、今自分のいる位置がはっきりわかるようになっています。
開始級は途中何度か変更がありましたが、現在は9級から開始し、3級、2級、1級と上がっていき、その上に段位があります。
しかも、仕事ができるレベルは3級前後という明確な基準があり、3級に到達した人のほとんどが仕事を獲得しています。受講生の心に火がつかないはずがありません。
2. 受講期間の自由
一定の期間が来たら力がつかなくても追い出される講座とちがって、自分で納得のいくまで勉強することができます。
受講生にとってこのうえない朗報です。いつ始めて、いつ終わってもいいのです。
プロになるまでいつまででも続けることができます。これはつまり、途中でやめないかぎり、必ずプロになれるということでもあります。
3. 料金体系
トライアリストの制度は何から何までほかとはちがいます。料金体系も例外ではありません。ふつうは入門、初級は安くても、上にいくと高くなります。
ところが、トライアリストでは昇級して上に上がるほど受講料が安くなる仕組みになっています。わずか数千円でもがんばって上に上がれば安くなると思えば、それだけ勉強にも熱が入ります。
何もかもが習う者の立場から、お金を払う者の立場から考えられています。
トライアリストの利点は1ヵ月単位の支払いができることです。他の翻訳学校では基本的に前払いとして、ローンを組むなどしていますが、トライアリストでは1ヵ月ずつ支払い、気に入らなければそのままやめてしまえばいいわけです。
万一、講座の選択をまちがったと思っても、被害を最小限に抑えることができます。もちろん、3ヵ月分、6ヵ月分を一括して納入することもできますが、その場合には割引が適用されます。
4. 通信、通学の相互乗り入れ制度
トライアリストには相互乗り入れという制度がありました。通信を基本としながらも、時間が空いたときにはいつでも通学に切り換えることができるというものです。通学と通信にまったく同じ課題を使い、通学コースの授業がある日と、通信の締切日とが同じになるように設定されていました。ふだんは通学コースに通っていても、その日にたまたま用事ができて行けなくなれば、その分を通信の課題として提出すればよかったわけです。
現在、この相互乗り入れ制度は実施されていませんが、それに変わって東京、名古屋、大阪で直接授業をしており、通信講座を補うことができるようになっています。
それが単なるスクーリングと一線を画しているのは、最初相互乗り入れという制度から出発し、その延長線上にあるからです。
5. 最大の特徴
トライアリストには「医薬翻訳ハンドブック」というのがあって、翻訳という仕事の厳しさがえんえんと書いてあります。
極論すれば、「日本語のできない者は翻訳の仕事をするな」、「考えの甘い者は翻訳の仕事をするな」、「思考力のない者は翻訳の仕事をするな」とも受け取れる内容です。
ただ、ひとつ、翻訳学校ならどこでも口やかましく言っていることには、それほど重点が置かれていません。「英語の力は関係ありません」ということです。
これこそが辻谷真一郎氏ならではの哲学であり、優れた翻訳者を育てる鍵でもあるのです。
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翻訳立国トラドキスタン/トライアリスト
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「トライアリストとは」のページをご覧ください。
実務翻訳の医薬の分野では、「医薬翻訳」「メディカル翻訳」「医療翻訳」「医学翻訳」などいろいろな用語が使われていますが、トライアリストでは「医薬翻訳」に統一しています。